ソファ 何年で買い替え タイミングと処分方法について

ソファっていったいどれぐらいで買い替えるのが正解なのでしょうか?
ソファは大きい家具なので、捨てるのが面倒だったり高額な出費になるので、なかなか思い腰が上がらない方もいらっしゃるかと思います。

ですが、へたりが来ているソファを使い続けると、腰痛やお尻の痛みの原因になることもあるので、適正な時期に買い替えが理想です。
当記事では、「ソファの寿命って何年ぐらい?」「ソファの買い替えのタイミングは?」等について詳しくご紹介していますので参考にして頂ければ幸いです。

ソファは何年で買い替えが必要?タイミングは?

ソファは何年で買い替えが必要?タイミングは?

ソファの寿命や買い替えの必要なタイミングと言っても、使用さている材料によって異なります。もちろん価格の高いものの方が耐久性の高い材質を使用しているので、寿命が長い傾向にありますが、価格が高いからと言って寿命が長いとも言い切れない場合もあります。
高級感にこだわりを持つことで、耐久性が失われているソファもありますので、長く使用したい場合はそのようなソファは避けた方が無難です。では、どのような要素によってソファの寿命が異なるのでしょうか?

ソファの寿命は使用されているクッションの材質等により異なる

ご存知とは思いますが、ソファで使用されているクッション材は使用年数、荷重、頻度などにより劣化が起こります。永久的に使用できるものではありません。

ソファに使用されるクッションは以下

・Sバネ
・ウレタンチップ
・スプリングコイル
・ウェービングテープ
上記が主にソファに使用されているクッション材です。

使用されている材質により長く使えるものもありますが、安いソファなどはその分ヘタリ易い材質を使用していますので、耐用年数も短くなります。

価格がそれなりに高く、クッション材にスプリングコイルや硬めのウレタンチップを使用したソファで、7~10年程度が寿命です。

低価格な商品ですと、スプリングコイルを使用せず、密度の低いウレタンチップを使用している場合、3~5年程度が寿命です。

ソファに使用されているクッションの寿命もありますが、使用されている表面素材の寿命もありますので、一概にクッションやスプリングコイルだけで寿命を判断することはできません。ウレタンクッション、Sバネ、ウェービングテープなどの劣化以外にもソファの寿命を決定づけるものがあります。後程、使用される表面素材による寿命の違いをご紹介いたします。

ヘタってしまったソファを使い続けると、腰やお知りに痛みを感じたり、骨が歪む原因にもなりますので、我慢せずに買い替えを検討しましょう。

一時的に出費はありますが、体の不調に気が付かづ体調不良に悩まされるぐらいであればソファを新調した方が結果として安上がりではないかと思います。

布(ファブリック)ソファの寿命は何年

一般的に布(ファブリック)ソファの寿命は6~10年と言われています。一見わかりにくい劣化具合ですが、布(ファブリック)の色あせ、毛玉が出来る、布(ファブリック)が擦り切れる、汚れが目立つなどの症状が現れます。遠くから見た場合には気にならない場合もありますが、近くで見ると劣化具合がすぐに分かります。やはり汚れが目立つものは使っていて気持ちの良いものではありませんし、ましてやお客さんが来た場合を考えた場合、汚れているものは汚れを落とすなり何梨らの対処が必要です。

商品によっては、カバーが付いているタイプがあるのでそのようなカバー付きの商品であれば定期的にカバーをクリーニングをすることで汚れの付着を防ぎ、奇麗な状態を長く保つことが出来ます。

また、カバーを別途購入し、普段からカバーをして使用することで、ソファの布(ファブリック)部分の汚れ防止、布の劣化、毛玉を防ぐことが出来るので結果長く使用することが出来るでしょう。
とはいえ、ソファのクッション自体が寿命を迎えてしまった場合、座り心地に大きく影響を受けるため、使用できなくなってしまいます。

普段からクッションの移動が出来るものは移動し、上下を入れ替えたり、座る場所をローテーションするなのどの対策を取ることで長くソファを良い状態で維持することが出来ます。

合成ソファの寿命は?

合成ソファの寿命は、5年~7年程度が寿命と言われています。本革(天然皮革)の場合とは対照的に、使い込むほどに風合いや味が出るのではなく、劣化が顕著に現れます。表面がボロボロになりゴム質が取れたり、表面にひび割れが起きて避けてしまう場合もあります。

合成皮革のソファの場合、長い間水分を含ませると「加水分解」といった症状が現れますので、水分や湿気には注意が必要です。濡れてしまった場合は、しっかり乾燥させてあげることが重要です。汚れなどが付いたまま放置することも、加水分解を加速させることになりますので、汚れなどもこまめに拭き取りましょう。

本革(天然皮革)の寿命は?

本革(天然皮革)のソファの寿命は正しくメンテナンスを行った場合、20~30年程度が寿命と言われています。
ただし、これはあくまで正しくメンテナンスを行った場合の寿命なので注意が必要です。本革(天然皮革)は、生きているので保湿クリームなどを塗って表面に潤い成分を届けてあげないと使い込むうちにひび割れなどを起こして見た目が悪くなったり、皮が切れてしまうことがあります。

ですから、長く使用したい場合は定期的にメンテナンスを行いましょう。

高級ソファの寿命は何年?

高級ソファで使用されている本革(天然皮革)の寿命は一般的に10年程度だと言われています。

高級ソファの割に意外と短いのね?

ですが、本革のソファの場合丁寧にしようし、メンテナンスを定期的に行った場合、20年~30年使用することも可能になります。使い込むうちに、本革独特の艶や風合いが出てきてとても愛着のわく見た目になります。

本革のソファはとても高級感があり、皮の表面に汚れやほこりがつきにくく、奇麗な状態を維持しやすい特徴もあります。

そのためには、定期的にメンテナンスを行い、皮の保湿をしっかり行ってあげましょう。あなただけの特別な逸品に仕上がりますますお気に入りのソファになるでしょう。

ソファのクッションは張り替えることもできる!

先ほど、ソファの買い替えを進めましたが、お気に入りのソファや高級ソファでどうしても処分する気が進まない方はクッションの入替えを行うという手段もあります。
ただし、ソファのクッションの入替えは材料費、工賃、送料などが掛かるため高額になりがちです。

一般的に、ソファのクッションの入れ替えには20~30万円程度の費用が掛かりますので、安いソファなら購入出来てしまいます。ですから、よほど気に入ったソファでない限り価格の面では買い替えの方が安くつきます。

手先が器用なかたであれば、ご自分でソファのクッション材を張り替えることも可能ですが、よほどの自信が無い場合はやめておいた方が無難です。

使わなくなったソファの処分方法について

ソファを購入したお店に引き取ってもらう

ソファを新調した場合、ソファを購入した店舗で古いソファを引き取ってくれる場合があります。ですから、購入の際に事前にそのようなサービスを行っているか確かめておくと良いですね。購入と同時に引き取ってもらうのが一番手間が無く楽に古いソファを手放す方法です。

場合によっては、有料になってしまうこともありますので料金の有無についても自選に確認しましょう。ソファのサイズによっては高額な出費になってしまうことも。

粗大ごみで処分する

ソファを購入した店舗でソファの引き取りサービスを行っていない場合、ソファを粗大ごみとして自治体に回収してもらう方法があります。

ソファの回収は、「直接持ち込む」と「個別回収」の2通りの回収方法がります。回収方法はお住いの自治体によって、手続きが異なるので直接お問い合わせいただくと詳しく教えてくれるます。

リサイクルショップで買い取ってもらう

ハードオフなどのリサイクルショップで買い取ってもらう方法もります。車に乗せて運ぶことが出来れば、直接持ち込むことで買い取ってもらうことが出来ます。場合によっては、自宅まで回収しに来てくれる業者もありますので、車を持っていない方や車に乗らない方は自宅まで来てもらう方法もあります。

ハードオフの場合、買い取り金額が付かない場合でも無料で引き取ってもらえる場合もありますので、お店の方に声をかけてみると良いでしょう。

ヤフオクやメルカリなどのオークションを利用する

まだまだ、使用できるソファの場合はヤフオク!やメルカリなどに出店する方法もあります。ただし、送料が高額になる場合があるので購入金額自体はかなり安くしないと買い手が付かない場合があります。

また、出品にかんしての手続きや配送手配など慣れない場合結構面倒に感じる部分もありますので、ちょっと勉強と思ってやらないと面倒で途中で投げ出してしまうかもしれません。

ですが、リサイクルショップに売るよりも高額で売れる場合もあるので最初からあきらめず、出品することで思わぬ価格で売れることがあります。

不用品回収業者に依頼する

ちょっと価格が高額になってしまいますが、回収業者に依頼する方法もあります。ソファを不用品回収業者に依頼した場合は、相場が7000円~12000円とかなり金額が高い傾向にあります。

不用品回収業者に依頼するよりも、自治体に回収してもらった方が価格は安く済みます。
ソファ以外に不要品がある場合は、手間を省ける場合もあるので、費用対効果で考えると様でしょう。

ソファは何年で買い替えが必要?タイミングは?のまとめ

ソファの寿命は、使用されているクッション材やソファの表面の材質(ファブリック、合成皮革、天然皮革)などにより異なります。

長く使用したい場合は、天然皮革を使用しているソファを選んだり、クッション材にポケットコイルを使用しているものを選びましょう。

高級なソファであっても、意外と耐久性の無いものもありますので注意が必要です。

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